2012年10月5日(金) Empty fridge post apocalyptic entity 10


19:00-23:00
1500yen(inc 1drink)

複雑になっていく社会、それと比例して尖端音楽もまたひと捻りもふた捻りも捻れていく。iphone5のセールスコピーのように「さらに薄く、軽く、さらにたくさんのことを、その中に」、超過剰なほどの情報のなかでしか自己啓発することができないempty world。毎日Twitterのフォロー数をチェックし、自分についての情報だけを探しモニタリングする。ああなんとも退屈な日常。こういうのをギデンズの再帰性というの?
今回のpost apocalyptic entityのサブタイトルはEmpty fridge ( 空の冷蔵庫 ) 。さして意味があるわけではない単なる暗喩。ベルリン在住イタリアン・プロデューサーLucy ( Luca Mortellaro ) のストロボスコープアーテファクトのインダストリアルテクノを中心に、

Stellate Series . Teaser Three . Oblivious Artefacts Teaser [Stroboscopic Artefacts]
by Oblivious Artefacts 6 months ago
http://vimeo.com/38058698

Stellate Series . Teaser Three . Oblivious Artefacts Teaser [Stroboscopic Artefacts] from Oblivious Artefacts on Vimeo.

**Stellate Series
Stroboscopic Artefacts
Teaser by: Marco Morici [Oblivious Artefacts]
Soundscape by: Perc
stroboscopicartefacts.com/shop/releases/stellate/

Kangding Ray ‘Oise’ [Stroboscopic Artefacts – SAM011]

Lucy – Gas

http://soundcloud.com/stroboscopicartefacts
http://www.beatport.com/label/stroboscopic-artefacts/13647
http://twitter.com/StroboscopicArt
http://www.stroboscopicartefacts.com/
http://reviews.headphonecommute.com/2012/06/02/lucy-wordplay-for-working-bees-stroboscopic-artefacts/

そしてもうひとり実験的なフィールドを縦横に横断するマルセイユの芸術家eRikmの存在が気になって仕方ないので、このあたりの現代音楽的ブリコラージュを試してみるつもりだ。eRikmはヴィジュアルアートからパフォーマンス、聴覚芸術を横断するだけではなく、その音響もグリッチからミュージックコンクレート、インプロ、ノイズなどなど、Luc Ferrari, Christian Marclay, Akosh S., Mathilde Monnier, Bernard Stiegler, FM Einheitとのコラボレーションなどなど。「彼の作品(顕著に写真術、図面、視覚的な装置およびビデオの彼の初期の美術品からの)からの最も個人的な破片が、珍しい万華鏡のビジョンを実証し続けます。結局、eRikmの研究は科学的発見および世界の詩の好奇心に接して、彼の作品のすべてを通じて鳴り響きます」。

ErikM Austral -excerpt-

eRikm Ressac
http://youtu.be/uhiYKIsTmbM
http://www.erikm.com/

勿論現在もっとも重要な流れであるEmptysetやPercなどの音源も使いますが、他にもMika Vanio「FE304-Magnetite」などやSketches from New Brighton、Wishmountainなども使用します。

Bricolage:
AGI Yuzuru ( 阿木 譲 )

AGI Yuzuru ( 阿木 譲 )
評論家 / 編集者 / プロデューサー
1976年に「ロックマガジン」を創刊する。「ロックは掃除機、ロックはスポンジ」というコンセプトが理解されることなく、その後に発行された「EGO」でロックへの決別を表明する。
そして1990年にアシッドハウス等について書かれた「E」以降はエレクトロニックミュージックに傾倒し、1999年に発行された「Infra」、「Bit」ではフューチャージャズ、クラブジャズ、ジャズに傾倒する。
現在、紙媒体での露出はないが、自身のレーベル「remodel」より関西若手エレクトロニックミュージシャンを主に置いた「a sign」、2012年3/9のオープニングイベントで壮絶なサウンドスケープをうみ出したことも記憶に新しいSvrecaが主宰するスペインのレーベル「Semantica」の未発表音源を集めた「PROLOGUE : SEMANTICA RECORDS COMPILATION」、2012年9月にはUKの重要レーベルCherry Red/Creation等から作品をリリースし、そのファンタジックな世界感が高い評価を受けるMomusによるコンセプトアルバム「In Samoa」をリリース。Momusにとって1つの転機となる作品となり、話題を呼ぶ。

多方面に影響を与えていたブログは現在閉鎖し、自身のイベント「encode」の入場者限定で配布される冊子でのみ尖端音楽を紹介する。

氏の姿勢として一貫しているものは、絶えず新しい音楽を求め、モダンであろうとすることだろう。
運動体である音楽を遡って見た時に、氏が紹介 / プロデュースしてきた音楽が物事の本質、音楽の潮流を外れることなく、リードし続けてきたということは驚くほかない。

自身から明言はしないものの、音楽を通じて「生きること」ということを問い、表現しているように思う。

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