2012年11月17日(土) Melancholia I


19:00-23:00
1500yen(inc 1drink)

Melancholia I
アルブレヒト・デューラー(1471-1528)の版画「Melancolia I」には幾何学に関連した道具/ツールに囲まれ、飛ぶ事を忘れ憂鬱に沈んでいる翼のある女性が象徴的に描かれている。
松岡正剛の千夜千冊のなかの、グスタフ・ルネ・ホッケ『迷宮としての世界』の書評で、『マニエリスムとは、ある時代の割れ目に向かって決定的な精神の変動をおこうとした者たちが気がついた「方法の自覚」のこと、その自覚された方法の体現のことである』という記述がみられたが、黙示録といえば常に多様な、ゴシック的要素、ルネッサンス思想、バロック、マニエリスムなどが混合された典型的世界が描かれる。
3.11以後の、まさに大地震と放射線による歪んだ割れ目のなかの、飛ぼうに飛べないこころの深淵に眠っている感情は、きっとこの「メランコリア」の憂鬱に沈んだ有翼の女性そのものではないだろうか、と。
いつもとはちょっと横道に逸れたそんな切り口から今回のブリコラージュは、ポストクラシカル、アンビエント/ドローン、エレクトロニック、ノイズ、インダストリアルグリッチなどを横断する、物語りを遊んでみたくなった ( 阿木 譲 )。

Old Apparatus ‘Lingle’

Old Apparatus ‘Lingle’ from Sullen Tone on Vimeo.

Old Apparatus ‘Lingle’

from Sullen Tone 1 month ago
From the forthcoming Old Apparatus EP, ‘Alfur’ on Sullen Tone sullentone.com
Release date – 8th October 2012
Preorder here:
Boomkat – bit.ly/QSRxvd

OLD APPARATUS – ALFUR ( ST003 )

Another dose of heavy, dream-catching material from Old Apparatus on their Sullen Tone label, this time credited to A. Levitas. ‘Boxcat’s’ wonky shuffle springs out of layers of bucolic field recordings and is an engaging opener, but it’s ‘Schwee’ that is the undeniable centre-piece of the EP – indeed it’s what one of the best things OA have put out to date, all sighing synths, serene vocal pressure and spring-loaded steppers’ drums. ‘Cauliroot’ is Boards of Canada atmospherics refracted through a DMZ-generation sensibility, while ‘Coalapps”s elegiac organ tones do nothing to diminish its palpable club ambitions. Still, this is deep stuff, more suited to the headphones than to the ‘floor, offering up new detail and new pleasure with each successive listen. ‘Lingle’ rounds off the EP in sepulchral, decidedly post-Burial fashion – it’s probably the closest thing on here to the collective’s much-loved Deep Medi debut.

Old Apparatus ‘Realise’

Old Apparatus ‘Realise’ from Sullen Tone on Vimeo.

http://vimeo.com/47768517

Old Apparatus ‘Realise’

from Sullen Tone 2 months ago
From the forthcoming Old Apparatus EP, ‘Realise’ on Sullen Tone sullentone.com
Release date – 10th September 2012
Preorder here:
Boomkat – bit.ly/T1dGal
Bleep – bit.ly/NG2qex
Redeye – bit.ly/Nhg0Zc
Piccadilly – bit.ly/O8jGum

Bricolage:
AGI Yuzuru ( 阿木 譲 )
agi
評論家 / 編集者 / プロデューサー
1976年に「ロックマガジン」を創刊する。「ロックは掃除機、ロックはスポンジ」というコンセプトが理解されることなく、その後に発行された「EGO」でロックへの決別を表明する。
そして1990年にアシッドハウス等について書かれた「E」以降はエレクトロニックミュージックに傾倒し、1999年に発行された「Infra」、「Bit」ではフューチャージャズ、クラブジャズ、ジャズに傾倒する。
現在、紙媒体での露出はないが、自身のレーベル「remodel」より関西若手エレクトロニックミュージシャンを主に置いた「a sign」、2012年3/9のオープニングイベントで壮絶なサウンドスケープをうみ出したことも記憶に新しいSvrecaが主宰するスペインのレーベル「Semantica」の未発表音源を集めた「PROLOGUE : SEMANTICA RECORDS COMPILATION」、2012年9月にはUKの重要レーベルCherry Red/Creation等から作品をリリースし、そのファンタジックな世界感が高い評価を受けるMomusによるコンセプトアルバム「In Samoa」をリリース。Momusにとって1つの転機となる作品となり、話題を呼ぶ。

多方面に影響を与えていたブログは現在閉鎖し、自身のイベント「encode」の入場者限定で配布される冊子でのみ尖端音楽を紹介する。

氏の姿勢として一貫しているものは、絶えず新しい音楽を求め、モダンであろうとすることだろう。
運動体である音楽を遡って見た時に、氏が紹介 / プロデュースしてきた音楽が物事の本質、音楽の潮流を外れることなく、リードし続けてきたということは驚くほかない。

自身から明言はしないものの、音楽を通じて「生きること」ということを問い、表現しているように思う。

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